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【材料】
ご飯
太刀魚の刺身
醤油
白だし(カツオ or 昆布)
みりん

お酢
砂糖

海苔
わさび・小ねぎ・炒りごま(白)等好きな薬味


【手順】
醤油・白だし・みりん・酒を合わせて漬けダレを作ります。
タレは濃いめに。酒はあまりドバドバ入れ過ぎないように。
太刀魚の刺身を漬けダレに冷蔵庫で1時間~1時間半ほど漬けます。

お酢に砂糖と塩を溶かして、すし酢を作ります。
お酢と砂糖の分量はお好みで。塩はほんの気持ち程度を入れればオッケーでしょう。

どんぶりにご飯をよそり、すし酢をご飯にかけて混ぜ混ぜして、即席の酢飯にします。
切った海苔をご飯に散らし、漬かった太刀魚の刺身をのせて、漬けダレを少々かけてから好きな薬味を添えるなり散らすなりして出来上がり。

漬け時間は、少しくらい長くなっても短くなっても問題ないので、他の肴を作る時にあらかじめ漬けこんでおいて、好きなだけ飲った後に酢飯を用意するのがオススメです。


【洗い物】
少な目


刀みたいな恰好をしている太刀魚の漬け丼です。
ちなみに英語では「cutlass fish」、フランス語では「sabre」という呼び名で、やっぱり刀剣由来だったりします。
みんな、考えることは同じなのね。

わたくしの通っているスーパーは、なかなか魚に力を入れてまして、太刀魚の刺身が売っていたわけなのです。
太刀魚の刺身って歯応えがコリコリしていて美味しいのです。
今回も例によってタイムセールで買って、刺身で楽しんでからの漬け丼という黄金ルートなのです。
刺身の時とは違ったモチモチ系の食感がたまりません。

そういえば太刀魚って、秋の季語なんですって。
正岡子規が詠んでたりします。

「太刀魚の水きつて行く姿かな」

太刀魚がキレイに泳いでるなあって意味かしら・・・?
なんか、わたくしでも詠めそうな気がしますが、でもこれはきっと、正岡子規が詠むから褒められるのでしょう。
わたくしが同じ風に詠んでも、「真面目にやれ」って言われて終わりなのです。
わたくしは正岡子規ではないので仕方が無いのです。
これは立場の違いというやつなのです。
俳人と飲兵衛の違いなのです。