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【材料】
蕎麦 or うどん
長芋 or 大和芋 or 自然薯
生卵(黄身)
麺つゆ
青海苔
欲しければ、刻みねぎ・ごま・海苔・かまぼこ・わかめ等好きな具材。


【手順】
長芋を洗って皮を剥き、おろし金ですりおろして、とろろを作る。
麺つゆを水で希釈して、鍋で熱しておく。
熱くなったら弱火に落として待機。

お湯を沸かして麺を茹でる。
茹で時間は、表示されている時間より気持ち短めにするのがオススメ(ここは個人の好み)。
茹で上がったらしっかり湯切りをしてからどんぶりによそる。
再び熱くした麺つゆをかけ、とろろと生卵(黄身)をのせ、青海苔をかけたら出来上がり。
(あれば)好きな具材を追加で乗せてもいいでしょう。

ちなみに、茹で上がった麺を一度冷水で締めてから湯にくぐらせる、例の手順は必要ありません。
(あれは茹で釜&湯量&火力が大きくて締めた麺が一瞬で温まってくれる、お店だからこそ有効な方法です)


【洗い物】
少な目


みんな大好きとろろ蕎麦(うどん)です。
これ、いわゆる「種物」と呼ばれる蕎麦の中では、かなり新しい部類に入るモノなんですって。
天ぷら蕎麦とか卵とじ花巻や鴨南蛮は江戸時代からあるそうですけど、とろろは昭和になってからなんですって。
意外ですよね。
地方の郷土蕎麦だとつなぎにとろろを使ったりするのにね。

家でも簡単に作れるのがとろろ蕎麦のいいところ。
長芋を使った肴で飲る時には、必ずとろろも作っておいて、とろろ蕎麦かとろろご飯で締めるのです。
これはもう、間違いのない締めなのですね。

当たり前ですが、とろろは大量に入れた方が豪華感が出ます。
こういう贅沢が出来るのは、家飲みならではですね。
食べ進むうちにつゆがとろろまみれになるくらいが理想です。
なんでも、まみれるというのはいいものなのです。
砂にまみれ、恋にまみれ、愛と欲望とお金にまみれてとろろにまみれて酒にまみれる、人生なんてそんなモノなのです。
・・・どんなモノかしら?