DSC_0067


お通し感が実に漂う一品。
居酒屋さんに入って、上着を脱ぎながら「とりあえず生二つ」と頼んで、おしぼりで手とか顔とかアソコとかをフキフキしたあたりでキンキンに冷えた生ビールと一緒にやってくるアイツです。
そして、ビールでこいつを流しながらメニューを見て、「あー、今日は枝豆スタートにするかあ?」となるのです。

ほんとはつぶ貝キムチでスタートしているのに、スタートに入れてもらえない悲哀感。
決して主役に躍り出ることはないし、お店を出た時に「あー、今日の当たりはつぶ貝キムチだったな!」となることはたぶん無いんだけど、それでも最初の一杯を素晴らしく飲む為のサポーターとして、無くてはならない存在なのです。
スタートダッシュが重要なのは、ペナントレースも居酒屋も変わらないのです。