IMG00273
IMG00285


【材料】
おでんの種
(揚げボール・さつま揚げ・いか巻き・ごぼう巻き・餅巾着・つみれ・はんぺん・大根・卵・結び白滝・こんにゃく・結び昆布・ちくわ・ちくわぶ・牛すじ・じゃがいも等から好きなやつを好きな分だけ)
水1600ml
砂糖大さじ1
塩大さじ1
醤油大さじ2
みりん大さじ4
ほんだし少々
(欲しければ)辛子

水と調味料は、おでん種の量に合わせて調節してください


【手順】
大根は皮を剥いて食べやすい大きさに切ります。やっぱり輪切りですかね。
揚げ物系は熱湯をさっとかけて油抜きしておきます。
こんにゃくや結び白滝もさっと湯通しして灰汁抜きをしましょう。
じゃがいもは皮を剥いて芽を取り、食べやすい大きさに切ります。

鍋に水を入れ、沸騰してきたら砂糖・塩・醤油・みりん・ほんだしを加えます。
おでん種を投入したら、やや弱めの中火で30~40分煮込んで出来上がり。
(欲しければ)辛子を付けていただきます。


【洗い物】
取り皿とお玉の数だけ増えていきます。


味噌汁やカレーライスと並んで、家庭によって味が全然違うモノの一つが、このおでんですね。
我が家のおでんは上記な感じ。
このブログにしては珍しく分量がきっちり書いてあるのは、わたくしのおかんに対するリスペクトというやつなのです。
ありがとうおかん。
寒い季節におでんで一杯飲るのは、まさに基本にして王道と言えるでしょう。

種は好きなモノを好きなだけ入れればいいのですが、強いて挙げるなら、結び昆布は入れた方が出汁が出ておでんのつゆが美味しくなる→つまりおでん全体が美味しくなるのでオススメです。
とは言え、果たしてどんな種を入れるかというのもおでんの楽しみの一つ。
これも、各家庭によって変わってきますよね。

そういえば、おでんの「種」という呼び名は関東のモノだそうですよ。
ちなみに関西では「おでん」とは呼ばずに「関東炊き」と呼ぶそうです。

小さい頃、近所におでん種の専門店がありました。
もちろん、店の端では熱々おでんがグツグツいっているわけですね。
ずらっとおでん種が並ぶ様は実に壮観で、子供心にも大興奮していた記憶があります。
特に、カレーボールがめちゃめちゃ美味しかったんです。
そのお店はもう随分前に無くなってしまいました。
あのカレーボール食べたいなあ、と令和となった今でもたまに思い出すのです。

ちなみにわたくしのおかんはおでんが大大大好きで、令和となった現代の猛暑日でもおでんをコトコトやっています。
どうして夏になるとスーパーに並ぶおでんの種が少なくなるのだと、いつも嘆いています。
猛暑日だろうが熱帯夜だろうが、好きなモノは好きなのです。
好きという感情は無敵なのです。