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【材料】
新鮮な生食用白魚

日本酒(少量)

生姜 or わさび
醤油
ポン酢

※キッチンペーパー or きれいな布巾も用意して下さい


【手順】
生食用白魚は、透明度の高いやつを選びましょう。
白くなっているやつは鮮度が落ちています。

ボウルに水を注ぎ、続いて塩と少量の日本酒を入れて溶かします。
塩の量は、ボウルの水を味見した時にはっきりと塩味を感じるくらい。
きちんと溶かしたら、氷を投入してキンキンに冷やします。

キンキンに冷えたら白魚を投入。
手早くザっと混ぜるように白魚を洗います。
ゆっくりじっくり洗うと白魚が塩水で真っ白に変色しちゃうので、素早く洗ってすぐにザルにあけて水気をしっかり切ります。

水気を切ったらキッチンペーパーの上に白魚を広げ、その上に同じくキッチンペーパーを敷いて、白魚をサンドするようにして水気を取り除きます。

水気を取り除いたら、白魚を器によそっていただきます。
生姜醤油やわさび醤油、ポン酢あたりが王道ですかね。


【洗い物】
少な目


春の季語、白魚です。
ネットで調べると、風情のある句がいろいろ出てきますわねえ。

白魚や さながら動く 水の色
白魚や 目までしら魚 目は黒魚
明けぼのや 白魚白き こと一寸

旬は2~4月。
この時期になると、スーパーとか魚屋に生食用白魚が並ぶのですね。
もちろん、買ってきてそのまま食べても全然オッケーなのですが、今回は、生食用白魚をなるべくおいしく食べよう、というお話なわけです。

上記のように白魚を洗うことによって、白魚のぬめりとか生臭さが無くなって、プチプチしたいい感じの食感と白魚独特のいい感じの苦味がすっきりと味わえるようになる、実にいい感じなステキ白魚ちゃんになってくれるのですね。

キッチンペーパーにくっついた白魚を取るのが超絶めんどくさいのが難点ですが、それに見合った味にちゃんとグレードアップしてくれるので、時間がある方は是非。

ちなみに、「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」という歌舞伎に、「月も朧に白魚の篝もかすむ春の空」で始まり、「こいつは春から縁起がいいわえ」で締められる、「厄払い」という名文句があります。
「こいつは~」のセンテンスは、誰もが一度は聞いたことがあるんじゃないかしら。
ウマウマ白魚で一杯飲って、「こいつは春から縁起がいい」と一人悦に入るのが、春の家飲みなのです。