【材料】
にんじん2本
じゃがいも3個
長ねぎ1本
大根8~9cmくらい
ごぼう1本
豆腐1丁
豚こま or 豚バラ
味噌
ほんだし(だし入り味噌なら要りません)
水1600cc
(味変用に)七味唐辛子・一味唐辛子・柚子胡椒・チューブの生姜・ごま油等
えのき・玉ねぎ・こんにゃく・結び白滝他いろんな具材を追加してもよいでしょう。
【手順】
鍋に水を入れます。
野菜は皮を剥いて食べやすい大きさに切り、次々に鍋に入れていきます。
じゃがいもは芽を取り除いて一口大の大きさに。
にんじんは、輪切りでオッケーです。
大根はいちょう切りがいいでしょう。
ねぎは斜め切りでいいでしょう。
ごぼうは水洗いして汚れを落として包丁の背で皮を削り落とし、その後は斜めに薄く切って水にさらしましょう(ささがきごぼうにしても可)。
5分くらいさらせばオッケーです。
さらし終わったら鍋に入れましょう。
野菜を鍋に入れ終わったら火を点け、沸騰するまで熱くします。
沸騰するまでの間に豆腐を食べやすい大きさに切りましょう。
豚肉も必要に応じて食べやすい大きさに切りましょう。
沸騰したら豆腐と豚肉を入れます。
灰汁が出たら取りましょう。
豚肉に火が通ったら中火に落として味噌(必要ならほんだしも)を投入し、20~30分ほど煮込んだら出来上がり。
【洗い物】
少な目
豚汁です。説明不要の心満たされる一品。
深夜食堂では、唯一のレギュラーメニューとして豚汁定食がありますね。
肴にもなるしおかずにもなるし、体も温まるし気持ちも落ち着く。
唯一のレギュラーとして豚汁を選んだマスターが、いかに慧眼の持ち主かということが分かります。
基本的には、普通に作って普通に食べればいいのです。
それで十分ウマウマなのです。
しかし、ここはあえて、カセットコンロを出して豚汁の入った鍋をのせ、目の前でグツグツやりながら自分でよそって熱々をいただく鍋スタイルを提案したいのですね。
普通にキッチンでよそって熱々をすすればええやんけ、とは言うなかれ。
味噌をぐつぐつ煮っくり返すのはどうなのよ、とも言うなかれ。
目の前で熱くなっている豚汁ちゃんを眺めて、漂う味噌の香りを楽しみつつ、気が向いたら熱々をよそってずずずっと啜って一杯飲るのが、いいのです。
これこそが真の贅沢というやつなのです。
今回は上記の具材を使いましたが、それ以外のいろんな具材を投入するのもなかなかいい感じです。
オススメは玉ねぎ。
細かく刻んで入れると、優しい味になるので、優しくされたい時にオススメです。
そして優しい豚汁を飲んで思いっきり泣くのがいいのです。
すっきりするまで泣くのがいいのです。