【材料】
中華麺
活はまぐり（大粒８個）
昆布だしの白だし
塩
白髪ねぎ･小ねぎ・カイワレ大根・三つ葉・海苔･わかめ・メンマ･チャーシュー・味玉・炒りごま（白）など具材があれば是非
味変用に、にんにく（チューブのやつ）・こしょう・豆板醤・ラー油等


【手順】
はまぐりを軽く水洗いして水気を切ります。
塩水を作ってはまぐりを投入し砂抜きをする。砂抜きは大体３０～４０分くらいでオッケーです。
塩水の濃さは、明らかに塩気を感じられれば、海水ほどじゃなくても大丈夫。
砂抜きが終わったら、はまぐりの表面を軽く水洗いして水気を切ります。

鍋に水と白だしを入れます。
白だしは薄めに、ギリギリ存在を感じるくらいで。煮込んでいくと、はまぐりの旨味と塩味がたくさん出ます。あくまでも、だしは脇役です。
続いて、はまぐりを鍋に投入し、弱火～中火くらいでじっくりゆっくり煮込みます。
灰汁が出てきたらきちんと取りましょう。

はまぐりの口が開いたらちょっとだけ煮込んでから鍋から取り出し、貝殻から身を外します（はまぐりが小さければ外さなくてオッケーです）。
鍋の中でいい出汁が出来ているはずなので、味見してみます。
薄味だったら、塩を足しましょう。今回は中華麺が一緒なので、塩気は気持ち多めでも大丈夫ですが、入れすぎには気を付けて。
おいしいスープが出来上がったら、弱火で待機しておきます。

中華麺を茹でる。
茹で上がる寸前に、スープを再び熱くしてどんぶりに入れておきます。
麺が茹で上がったら、しっかりと湯切りをし、どんぶりに麺を入れる（スープがこぼれないようにていねいに）。
軽く麺をほぐし、はまぐりの身をのせて、その他具材を乗せたら出来上がり。
にんにく・こしょう・豆板醤・ラー油は味変用です。

こだわるなら、あらかじめどんぶりに湯をいれて温めておくのもいいでしょう。


【洗い物】
少な目


春ははまぐりの季節。
タイムセールで安くなっていると、本当に嬉しいですよね。
というわけで、はまぐりのおいしい出汁でラーメンという、贅沢極まりない一杯なのです。
もはや、本日の主役と言ってもいい一杯。

家飲みというのは、時には締めの一品が主役になる時もあるのです。
素晴らしい締めを素晴らしいコンディションで食べるために、身体にアルコールを投入し続けるのです。
まさにお家の中で楽しむベスコングルメ。
めっちゃウォーキングしたりベスコンガールが食べてるのを見たりダクトから出てくる香りを嗅ぐだけで我慢したりとかしなくても、ベスコンに仕上げる事は出来るのです。

そして、しこたま飲んでベスコン仕上げ済になった身体に、はまぐりの優しいスープが染み渡るのですね。