【材料】
長芋
オクラ
梅干し or チューブの梅肉
かつをぶし
【手順】
お湯を沸かして塩を一つまみ入れ、オクラを投入して1分ほど茹でる。
茹で上がったら冷水で冷やして、水気を切ります。
熱が取れたらオクラの両端を切り落とし、4分の1~5分の1くらいに斜めに切ります。
長芋を洗って皮を剥いて千切りにする。
切る時は繊維に沿って縦切りに。
細過ぎず、太過ぎず、でも気持ち太目に。シャキシャキ感が命です。
梅干しは種を取り除いて、細かく叩きます。細かければ細かいほどいいです。
ボウルに長芋とオクラと梅肉とかつをぶしを投入し、和えたら出来上がりです。
食べる直前までラップして冷蔵庫で冷やしておきましょう。
梅干しとかつをぶしは、両方共気持ち多めに。
長芋とオクラにまんべんなく梅おかかを行き渡らせる為です。
余った梅おかかは肴にするなりご飯のお供にするなりすればいいので、多い日も安心です。
【洗い物】
少な目
見た目も味わいもさっぱりとした一品。
ビールやハイボールも全然いいけど、せっかくなら冷酒や焼酎ロックあたりを合わせたいところ。
暑い時期はこういう肴で一杯飲りたくなりますね。
こういう小品が嬉しくなってくると、初心者飲兵衛は卒業なのです。
酒を飲み始めてから、こういうちょっとした軽い一品で酒を飲むのが好きになりましたねえ。
酒に目覚めてなかった頃は、この手のモノはたぶん1~2分で食べ切ってたと思います。
酒飲みになってからは、こういった小品で飲める飲める。
それこそ、今回の一品だけでも、20~30分は飲けますもんね。
だから、酒飲みというのは、いつまでもご飯が終わらないのです。
旅館の部屋食なんか、いろんな美味しそうなモノが出てきますからね、大変です。
他の人がデザート食ってるのに、刺し身やら肉やら何かの酢味噌和えやらがまだ残っているのです。
なんなら、一番最初に出てきたゼンマイの煮付けも健在だったりします。
しかも、どれも少しずつ、あと一口か二口みたいな感じで残っていたりするのです。
酒飲みはあちこちに手を付けてちょびちょび食べてちょびちょび飲みますからね・・・。
みんながあらかた食べ終わってるにも関わらず、「あと一口しかないアレヤコレヤをどうやってどの順番で食べ飲みしようか」とか考えているのです。
しまいには、終わりの方でご飯と一緒に出てくる漬物と味噌汁を見て「肴が増えた」と喜ぶのです。
味噌汁で飲むのはサイコーですからね・・・。
こういうのでお酒をゆっくりダラダラダラダラと飲むのは、飲兵衛にとっては至高の一時なのです。
飲兵衛でない人にとっては、「いつまで食べとんねんこのウスラトンカチ」となるかもしれませんが、広いココロで笑って許してくれると嬉しいです。
なんなら、ウスラトンカチのことは放っておいて二度目のお風呂やゲームコーナーに行ったりしてくれて全然オッケーなので(こういうモードに入った飲兵衛は絶対文句言わないから)、のんびり飲ませてくれると助かります。
旅館の人がお布団敷きにくる時間まで引っ張るのはダメです。
それは、ダメです。
