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【材料】
うどん
梅干し
刻みねぎ or わけぎ or 小ねぎ
かつをぶし大量
醤油
熱湯


【手順】
うどんを茹でる用とは別に、熱湯を用意しておきます。
梅干しは種を取り除いて適当にちぎっておきます。

お湯を沸かしてうどんを茹でる。
うどんが茹で上がったら水で軽く洗ってしっかり水気を切り、どんぶりに投入。

大量のかつをぶしをうどんにのせます(うそ!と言うくらいって山岡さんが言ってます)。
続いてちぎった梅干しを適当にバラけるようにのせます。
刻みねぎをばらまいて、醤油を大きめに一回し半くらいかけます。
こんな感じ↓

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キンキンに熱した熱湯を「麺全体が湯でほぐれる程度」(と山岡さんが言っている)にかけたら出来上がり。
よく混ぜ混ぜしていただきます。


【洗い物】
少な目


雁屋哲氏&花咲アキラ氏の「美味しんぼ」に出てくる、通称「簡単うどん」です。
見た目はちょっとアレですが、美味しいです。さすが山岡さん。
かつをぶしが若干口の中にひっかかりますが、そもそも名前からして別に上等な料理というわけではないのだから、気にするのは野暮ですわね。
さっぱりした後口の、つゆが美味いです。
かつをぶしと梅干しがいい感じです。

今回はオリジナルに敬意を表して一切作り方をいじらずにいただきましたが、個人的には茹でた後にうどんを水で洗うのはいらないかな。
うどんとつゆの温度を下げないで熱々で食べた方が好きかも。

子供の頃は素直な心で読んでいた「料理漫画」ですが、大人になってから読むと、「えー、そんな大事なことを料理で決めるんだ!?」って思ったりしません?
「この料理勝負に我が社の存亡を懸けた大型契約の行方がかかっているのだ」みたいな(知らんけど)。
「このラーメンに老人ホームの存続を賭けて」みたいな(知らんけど)。

「この卵焼きの違いが分からない輩に娘はやらん」みたいなこと言われて、いい年をした男子(←ただの会社員)が右往左往したりして。
というか娘さんもさあ、そこは親に怒っていいところだと思うのよ。
旦那と一緒に「どうしよう(泣)」とか言ってる場合じゃないと思うのよ。
わたくしだったら「た・ま・ご・や・きぃ!?(怒)」って言うよ?

そんな風に読むと、また違った楽しみ方が出来るのねえ、と最近いくつか料理漫画を読んでそんな事を発見したわたくしでした。
野暮で薄汚れた大人になったわたくしのお話でした。

料理漫画の世界では、ご近所トラブルから国家間のお付き合いまで全て料理で解決するのです。
これは決してツッコミを入れてはいけないのです。
麻雀に負けただけで脱いでくれる脱衣麻雀の世界みたいなものなのです。