【材料】
ご飯
スーパーで売ってるあかもく(調理済)
かつをぶし
醤油
(欲しければ)わさび
【手順】
あかもくに醤油をかけて(欲しければわさびも投入して)混ぜ混ぜする。
熱々ご飯にあかもくをかける。
かつをぶしをパラパラしたらいただきます。
【洗い物】
少な目
締めのネバネバ飯としてウマウマです。
最近では、あかもくもすっかり珍しいモノではなくなりましたわね。
スーパーに行けば大体売ってるし。
あかもくスキーのわたくしにとっては、実によい傾向なのです。
あかもくは肴としても優秀なので、一杯飲ってから残ったやつをご飯にかけて締めるまでがわたくしのあかもくルーティンなのです。
イチローが打席に立った時に右手一本でセンター方向にバットを向けるように、人にはそれぞれ大切なルーティンがあり、酒飲みにももちろんソレはあるのです。
代表的なのは、やっぱり「とりあえずビール」ですかね。
何はともあれ最初はビール、と決めていれば(別にビールじゃなくてもいいけど)、家でも外でも素早く飲み始めることが出来るわけです。
そしてひとまずこの一杯目のルーティンをこなすことによって、「アルコールを体に入れた」という歓喜と若干の背徳が混じった謎の安心感(もう今日は何もしません出来ません的な)を得て、「飲みスイッチ」が入るのですね。
不思議なモノで、二杯目以降の酒を迷うのは「お、こいつ飲る気があるな~いいねいいね~」と好意的に見られますが、最初の一杯目をぐだぐだ迷うのはとっても野暮ったく映るのです。
こちとら早く飲みスイッチ入れたいんですけど~、となるわけです。
そういう意味では、この「とりあえずビール」というのは、酒飲みの中でウン十年脈々と受け継がれてきた、実によく出来たルーティンだと思うのです。