【材料】
うるい
塩
白だし
醤油
すりごま(白)
冷水
(あれば)かつをぶし
【手順】
うるいの根元の薄い皮をはがして、水洗いする。
沸騰したお湯に一つまみ塩を加えてうるいを茹でます。茹で時間は10~20秒くらい。
茹であがったら冷水で冷やして水気を絞ります。両手でしっかり絞りましょう。
うるいの根元を切り落とし、食べやすい大きさに切って、もう一度水気を絞ります。
白だしと醤油と混ぜ合わせてだし醤油を作る。
白だしと醤油は1:1くらい。割合は味見しながらお好みで。だし醤油は気持ち少な目でいいでしょう。
うるいにだし醤油とすりごまをかけて、軽く和えたら出来上がり。
すりごまは多めにした方が美味しいです。
器に盛ったら食べる直前までラップをかけて冷蔵庫で冷やしておきましょう。
【洗い物】
少な目
春を感じる山菜の一つ、うるいのごま和えです。
ごまのほろ苦さとうるいのしゃきしゃき感&ぬめりが奥深い味わいを出していて、いい感じです。
淡々と、しかしじっくりと楽しみたい一品。
ビールやハイボールでもいいけど、できれば日本酒を合わせたいですわね。
うるいとか行者にんにくとかこごみあたりがスーパーに並び始めると、春だなあと感じますよね。
この間まで正月だったのに、もう春なのです。
時間の流れは早いもので、あっという間にお盆がきて、あっという間にクリスマスがきて、あっという間に80年90年が経って、あっという間に死ぬのです。
もし新社会人とか新1年生とかに贈る言葉は?と言われたら、実は一番伝えなきゃいけないことは、「あなたの人生はとにかくあっという間に過ぎてあっという間に終わります」ということなのではないかと、本気度20%くらいで思うのです。
光陰矢の如し
月日に関守無し
歳月人を待たず
白駒の隙を過ぐるが如し
似たような言葉をただ並べただけですが、こうやって並べてみると一つの詩みたいですわねえ。
歳月不待(さいげつふたい)
兎走烏飛(とそううひ)
露往霜来(ろおうそうらい)
烏兎匆匆(うとそうそう)
似たような四字熟語をただ並べただけですが、こうやって並べてみると一つの漢詩みたいですわねえ。